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”立方8面体”の骨組みの立体の内部空間に”WXYZ Module”を入れる。


内部空間に立体を収めて、三重立体にする。」の記事のコメント蘭で、「Kleine Erfrischung」のkamoppieさんから、「7.5cmの折り紙で作ったWXYZは理論上は1辺4.33cmの立方八面体に納まります。」というお教えを頂き(kamoppieさん、お教えありがとうございます^^)、更にkamoppieさんのブログの記事(2007年10月25日”立方八面体の中味”)で、”立方八面体”の内部に”WXYZ Module”がピタリと収まっているのを拝見し、”これは面白そうだ!”と思い、早速試しました。

使用した立体は、以前に作成した”立方8面体”の骨組みと”WXYZ Module”です。
どちらも、7.5cm×7.5cmの折り紙でユニットを作成しています。
どちらの立体も糊付け等一切しておりません。
”立方8面体”の骨組みの立体の内部空間に”WXYZ Module”を入れる。_b0035506_18395360.jpg

「立方8面体」と「WXYZ Module」です。
この”立方8面体”の内部空間に”WXYZ Module”を収めます。

”立方8面体”のユニットを幾つか取り外して、”WXYZ Module”を押し込み・・・、
”立方8面体”の骨組みの立体の内部空間に”WXYZ Module”を入れる。_b0035506_1844647.jpg

見事にピタリと内部空間に”WXYZ Module”が収まりました。
”WXYZ Module”が動く隙間が全くありません。
これは見事です。
”立方8面体”の骨組みの立体の内部空間に”WXYZ Module”を入れる。_b0035506_18464990.jpg

立体を別の角度から見たところです。
これだけ見事に隙間無く収まるとは・・・う~む、面白い・・・。

そして、この立体を見ていて思い出したのですが、以前”菱型12面体の星型”を”菱型12面体”の内部空間に入れようとして失敗をした際に、Ototoさんから「”菱型12面体の星型”を収めるのなら”立方八面体”になる」とお教えを頂いたことがありました。
となると、”WXYZ Module”の形は”菱型12面体の星型”の形なのか!と思い、以前作成した「キュービック・スター(菱型12面体の星型の形をしています)」の形と比べてみたところ、確かにこの二つの立体は同じ形をしていることが分かりました。
”WXYZ Module”は”菱型12面体の星型”のスケルトン(と言ってもよいのかな・・?)だったのですね~。
”WXYZ Module”の形を見ているだけでは全然気が付きませんでした・・・立体は本当に面白いですね~。^^

さて、次は何を作ろうかな・・・。

「立方8面体」は、布施知子さんの本「立体万華鏡」のP53で紹介されている”60°-60°のユニット”を使用して作成しています。
「Tung Ken Lam's」さんの作品「WXYZ Module」のユニットの折り図は、「Origami - Folding Instructions」のWebページで公開してくださっています。
by naru8090 | 2007-11-01 19:09 | 折り紙


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