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”両面かめのこ凸型立体”のユニットを使用して”斜方20・12面体”の色分け版を作成する。 その5


その4”に引き続き、布施知子さんの本「折ってなるほど! ゆかいな多面体」のP54で紹介されている、”両面かめのこ凸型立体”のユニットを使用して、P65で紹介されている”斜方20・12面体”の色分け版5種類の内、最後の1種類を作成しました。

作成する5種類の”斜方20・12面体”は、以下の通りです。

1.”両面かめのこ凸型立体”のユニットを3色、40個ずつ合計120個で、ユニットが3個集まって出来る頂点に常に3色集まるように作成した”斜方20・12面体”。
2.”両面かめのこ凸型立体”のユニットを4色、30個ずつ合計120個で、ユニットが4個集まって出来る頂点に常に4色集まるように作成した”斜方20・12面体”。
3.”両面かめのこ凸型立体”のユニットを5色、24個ずつ合計120個で、ユニットが5個集まって出来る頂点に常に5色集まるように作成した”斜方20・12面体”。
4.”両面かめのこ凸型立体”のユニットを4色、30個ずつ合計120個で、4つの頂点が交差する箇所に常に4色集まるように作成した”斜方20・12面体”。
5.”2.”と”4.”の条件を同時に満たすように作成した”斜方20・12面体”。

本日は、”5.”の条件を満たす”斜方20・12面体”を作成しました。
これで、作成する5種類の”斜方20・12面体”を全て作成した(作成に挑戦した)ことになります。
”両面かめのこ凸型立体”のユニットを使用して”斜方20・12面体”の色分け版を作成する。 その5_b0035506_18172750.jpg

”5.”の条件を満たす「斜方20・12面体」を作成するためのユニットです。
ユニット数は120個です。
使用した色は、濃紫・紫・濃橙・小豆の4色です。
ユニットは、5cm×2.5cmの折り紙で作成しています。
”両面かめのこ凸型立体”のユニットを使用して”斜方20・12面体”の色分け版を作成する。 その5_b0035506_1822588.jpg

”5.”の条件の「”2.”と”4.”の条件を同時に満たすように作成した”斜方20・12面体”」を満たさない立体です。
糊付け等は一切しておりません。
駄目でした・・・以前”4.”の条件を満たす立体を作成したときに、”5.”の条件を満たす立体を作成するのは不可能かもしれないなぁ・・・とは思いましたが、何度挑戦しても”5.”の条件を満たすことが出来ませんでした。
ただ、やはりこれも計算をして可能か不可能かを求めたわけでは無いので、確かなことは言えませんが恐らく”5.”の条件を満たす立体を作成するのは不可能だと思います。
”両面かめのこ凸型立体”のユニットを使用して”斜方20・12面体”の色分け版を作成する。 その5_b0035506_18312013.jpg

立体を別の角度から見たところです。
見事に”5.”の条件を満たしていません。
それどころか”2.”の条件も、”4.”の条件も満たしていません。^^;
初めは”5.”の条件がどうしても満たせなかった場合は”2.”か”4.”のどちらかの条件を満たすように作り直そうと思っていたのですが、何度も何度も”5.”の条件に挑戦している内に気力がなくなり、何の条件も満たさないまま組み上げてしまいました。
”両面かめのこ凸型立体”のユニットを使用して”斜方20・12面体”の色分け版を作成する。 その5_b0035506_18361570.jpg

今までに作成した5種類の「斜方20・12面体」です。
左下から順に右に向かって、条件”1.””2.””3.”を満たす立体、左上から順に右に向かって”4.”を満たす立体、”5.”を満たさない立体となっています。
こうして並べると、やはり同系色で纏めた立体は綺麗ですね~。
こうなると白と黒の間のグラデーションでも立体を作成してみたくなります・・・う~む、白と黒の中間色の折り紙を購入しようかなぁ・・・。

さて、次は何を作ろうかな・・・。
by naru8090 | 2007-08-28 18:45 | 折り紙


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